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井岡一翔 3階級制覇後、即返上 4階級制覇を目指す

IBF世界フライ級10位の井岡一翔(井岡)が、5月7日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われる同級タイトルマッチで王者のアムナット・ルエンロン(タイ)との試合に勝ったら、防衛線をやらずに即ベルトを返上し、スーパーフライ級のタイトルを目指すという事が分かりました。

父でジム会長の井岡一法氏は「(防衛戦を挟まず)一気に突っ走りたい。5階級という、でっかい夢がありますから」と話しました。

 

なんだかな。記録、記録・・・おかしくないですか?強さを証明するのがボクサーだと思うのですが。減量苦しんでいる訳でもないだろうし。

八重樫東(大橋)みたいにローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のような強い相手と試合して、どちらが強いかを証明するのが正しい姿ではないでしょうか?

最短記録とか。中身が伴ってないと意味がないと思うのです。

負けたら終わりと言うけれど、サウル・アルバレス(メキシコ)はフロイド・メイウェザー・Jr.(アメリカ)と試合して負けましたが、再起しました。あれは讃えられる試合です。アルバレスはこれから快進撃をするでしょう。

強い選手と強い選手が戦うのを観客は期待していると思うです。夢がありますから。

ただ(普通の)世界王者を倒して、次の階級、次の階級へと進んでいっても、少なくとも私は評価しません。井岡一翔というボクサーはどこへ向かっているのでしょうか?

中身がある5階級制覇なのか?強豪相手と死闘を繰り広げてつかんだタイトルなのか?

期待していた選手がローマン・ゴンサレスから逃げた時期から、「ん、ん?」と思い怪しいな・・・と思っていたら今回の件。何だか呆れてしまいました。

 


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