藤本京太郎VS石田順裕、4月30日東京・後楽園ホール
日本ヘビー級王者の藤本京太郎(角海老宝石)VS元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者の石田順裕(グリーンツダ)等がヘビー級契約のスペシャルマッチを4月30日、東京・後楽園ホールで行うそうです。
石田は「日本で1番重い階級の1番強い選手と戦えるのは凄く嬉しいし、4階級アップとかアホみたいなことを考える自分も楽しい」と語ったそうです。
試合までにヘビー級の契約ウェイトである90.7kgまでに持っていけるように、今は週3回ボディビルのジムでトレーニングしているとの事。
また「パワーで勝負するつもりはなく、スピードとスキルで挑みたい」と試合の流れをイメージしている様です。
一方の藤本は「石田選手は世界で戦ってきて、僕より何倍も経験がある。自分にとっても厳しい戦いになるので、しっかりと仕上げたい」と語りました。
JBCが石田のヘビー級ランク入りを見送った為、この試合はタイトルマッチとして認められていません。
JBCからグリーンツダジムにヘビー級契約での6回戦以上の試合をもう1試合行い、その内容に基づいてランク入りの可否を再度判断したいと通達があったとの事。
「体重差が大きく危険が伴う」ということで、JBCはこの試合を6回戦と推奨しました。
しかし両陣営はこの試合を最終的に日本ヘビー級タイトルマッチとしたい模様。
今後、ノンタイトル10回戦を認めてもらえるようにJBCと折衝していくとともに、引き続き石田のウェイトトレーニングやヘビー級選手とのスパーリングを収めた資料をJBCに提出し、4月の試合までに石田のヘビー級ランク入りを申請していくとの事。
1000万円賭けた試合にするとか以前話が出ていましたが、私個人的な思いは何だかなぁ・・・という気分です。石田選手、なぜそこまでしてこのヘビー級にこだわるのかな?と。海外から良い話が入ってこなければ、藤本との試合を引退試合にするような事を言ってましたし。モチベーションを維持するには藤本と対戦するのがちょうど良かったのだろうか?
石田には圧勝してもらいたいです。ポール・ウィリアムス、ゲンナジー・ゴロフキン等、強い相手と海外でやってきた経験があります。格が違うでしょ?格が。
だから石田がなぜこの試合に固執するのか私は分からない。